yorozu_goto

そんな店主のひとりごと

2010年10月

10月9日(土)、雨模様の甲府。

会社の先輩と二人、今年で5年目になるジャズのお祭りへと。
計・5店のライブハウスで同時に3回(または2回)のステージ。
各店共通のパスポートを購入、何度でも出入りできる。

今年の出演者は下記のとおり。

・ 桜座 : 渋谷 毅オーケストラ with DEKO
・ コットンクラブ : 矢野 沙織 with Ken's Trio
・ Alfie : MAYA 松尾 明トリオ
・ ALONE : 布川 俊樹 スタンダードセッション
・ THE VAULT : 西川 直人 No Problem

まずは桜座にて、OPセレモニー。
各店のマスターがそれぞれの出演者を紹介する。
全員によるセッションの後、各店に移動。

我々はそのまま桜座に残り、渋谷 毅オーケストラを数曲楽しんだ。
続いては、我がバンド萬屋も貸切ライブをさせてもらったことのあるALONEへ。
布川 俊樹 スタンダードセッション。
JAZZのスタンダードナンバーをワリとROCKぽいアレンジで
ちょうど1stステージが終わる直前に入店したので、1.5曲のみ。

そこからAlfieに向かい、MAYA 松尾 明トリオの2ndステージを堪能。
MAYAちゃん、5年ほど前に地元お祭り内無料(!)ライブで観たのが最初。
その後、有料化(笑)されたステージも数回体験。
ラテン系の楽曲が、エキゾティックな容姿の彼女にピッタリ。
アルバムも既に10枚目だとか。まだ若いけど貫禄も出てきた感じだね。

そして最後に今回のお目当て、矢野 沙織 with Ken's Trio。
アルバムはベスト盤を除きほとんど聴いているが、ライブは初。
最終ステージということもあり、会場のコットンクラブも満席。
演奏の素晴らしさもさることながら、彼女の独特なMCにビックリ。
ふわふわ浮いてるかのような、何とも形容し難い不思議な魅力。
(これはね、言葉じゃ書き表せないな。実際に体験してくださいませ)
彼女が敬愛するビリー・ホリディやチャーリー・パーカーの曲を演奏。
締めは何と石川さゆりの「ウイスキーが、お好きでしょ」
その最後は口笛で。これがまた粋、なんだなぁ。

終演後、最新アルバムを購入。サインと握手、そして一緒に写真も!
・・・帰宅して確認したら、満面笑みのオレの横で完全に視線がズレてる沙織嬢(笑)
タイミングが悪かったのねぇ。ま、いっか。
かわいかったから許す(そういう問題なのか)

2010102122254050f.jpg

全てのミュージシャンは聴けなかった。結構頑張ったけど。
やっぱりお気に入りのステージを絞ってじっくり…が無難かもね。
そんな慌しい中、メインの方以外で気になったミュージシャンは3人。
沙織さんとこの金子 健(B)氏・遠藤 征志(P)氏と、布川さんとこの堀 秀彰(P)氏。
(ネットで調べてみると、皆さんジャズ界では有名な方たちで・・・)
また機会があれば聴きに行きたいと思っております。


と、まぁいつもどおり音楽性を無視したレポですが。
いやぁ、とにかく楽しかった!
各会場でしっかりお酒もいただき、キモチ良くJAZZに包まれた時間。
また来年が楽しみだ。

では当日の沙織嬢のライブから・・・「KC Blues」かな?

Double-edged sword(初回限定盤)
Double-edged sword

1. Mr.Body & Soul
2. El Dorado
3. 傷だらけのダイヤモンド -AL Ver.-
4. 死ねない男
5. Black Trigger
6. ロミオの嘆き -AL Ver.-
7. Checkmate in blue
8. 南風honey
9. Velvet
10. SPIDER BOYS
11. Humpty Dumpty


吉川晃司
2009年発売、デビュー25周年を飾る最新アルバム。
この初回限定盤には、「25th Year’s Eve Live」、「ZERO」のLIVE・CDが付く。
前作「TARZAN」からおよそ2年ぶりのリリース。

アルバムタイトル「Double-edged sword」
訳すと「両刃(諸刃)の剣」。
「一方では大きな利益があるが、他方では大害を伴う危険があること」
今回収録された数曲の歌詞にも、これと通ずる意味合いがチラホラ。

ま、堅苦しい話は抜きにして、アルバムは充分楽しめる内容。
前半戦はシングルカット曲の3、6を含めて疾走感のある並び。
特に2の「El Dorado」がお気に入り。
先日放送された「SONGS」で初めてLIVEバージョンを見た(聴いた)けど、
ゾクゾクするようなかっこよさ!なんだな。
曲の展開・構成もよく出来てると思う。
特にサビの「太陽さえ焦がれる…」の「たー」って伸ばす部分が鳥肌。
ここね、音程・声量維持しながら歌うの結構難しいと思うんだよなぁ(オレだけ?)。
そこをLIVEでしっかり歌いこなす吉川氏に、あらためてシビレました。
前半戦、その他の注目は、4での低音~音程と共にボルテージが徐々に上がっていく様。
凄みさえ感じるもの。
あと、5の「撃ち抜け!」シャウトもイイよねぇ^^

後半戦は遊び心が見えて思わずニヤリ。
ロカビリー調の7、ビーチで愛を囁く調(なんじゃそりゃ)の8。
ハードな面だけではない、懐の深さを感じられる。
今回嬉しかったのが9の「Velvet」。
大好きなDo As Infinityの歌い手さん、伴ちゃんがコーラスで参加している。
女性コーラス、これまでも小比類巻かほる、坪倉唯子(B.B.クイーンズで有名)等、
個人的に、とってもグー!な人選だった。
で、今回の伴ちゃんとの声の相性もバッチリ。
センスいいなって思う。

そしてラスト2曲はもうBOWIEの世界。間違いなく。ダレが何と言おうと(笑)
これだけリスペクトされたら本人も何も言えまい。
BOWIEのファンでもあるオレとしてはただニヤニヤして聴いちゃう。
アイロニーたっぷりの歌詞&意味深な笑い声と共にアルバムは幕を閉じるのです。

トータル的に感じた事。
ミュージカル「SEMPO」が非常に良い成果を齎せたのでは?ということ。
声楽の先生から指導を受けての歌唱法+舞台上での表現力。
これらが各楽曲での「歌力」を確実にパワーアップさせているはず。
ホント、アルバムを出す度に聴き手をイイ意味で裏切り、驚かせ、満足させてくれるんだよね。


この25年、得るものも失うものも多かったと聞く。
アイドルとしてのデビュー曲がいきなり大ヒット。
右も左もわからぬまま突っ走り、壁にぶち当たり、そこから己をUPさせる為に試行錯誤。
でもそこで腐ったり曲がったりせず、「吉川晃司」の生き方を貫いてきた彼。

「この人のファンでよかった」
と、素直に思える人間性も大きな魅力のひとつ、なのです。

Sun Don't Lie
The Sun Don't Lie [CD]

1. Panther
2. Steveland
3. Rampage
4. The Sun Don't Lie
5. Scoop
6. Mr. Pastorius
7. Funny (All She Needs Is Love)
8. Moons
9. Teen Town
10. Juju
11. King Is Gone (For Miles)
12. 'Round Midnight


Marcus Miller
1993年発売のアルバム。

ベーシストのリーダーアルバムとして買った、最初の一枚。
(スティングやジョン・ウエットンとかは別にして)
それまで、マーカスについての予備知識ゼロ。
マイルスのバックで弾いてたことすら知らなかったぐらいだし。
ジャコパスの影響大…ジャコパスってどんなパス?みたいな(笑)
ベースがメインってどんなん?みたいな興味本位だけで。
あ、あとこのジャケ写真にもやられた。
自信たっぷりで、セクシーで、「聴いてみな、兄ちゃん」的で。
(これは1993年発売だから、オレも辛うじて兄ちゃんだったワケだな)

もう既に亡くなっていたマイルス・デイビス(tp)の音源も使用している他、
デイヴィッド・サンボーン(as)、ウエイン・ショーター(ts)、ジョー・サンプル(p)、
ハイラム・ブロック(g)、トニー・ウイリアムス(ds)etc.
豪華なサポートミュージシャンを率いて有無を言わさぬベース・プレイを聴かせてくれる。
彼の手癖とも言えるフレーズ、スラップとタッピングが最後までてんこ盛り。
決して飽きさせない楽曲の質の良さ。
この一枚で虜になったオレは次々と買いまくった。

ライブは2001年の渋谷公会堂での一度、体験。
彼の生のパワーとグルーヴに酔いしれた。
根本は勿論ジャズな人なのだが、ライブではもう踊れる曲が多くてカッコイイ!!!
ジャンルなんて関係無く、思いっきり楽しんできた。
一切手を抜かない、客を全力で楽しませようとする姿を忘れられない。

ジャズやフュージョンが苦手な方も是非手に取って聴いて欲しい。
全然難しくないから(歌モノも入ってるし?)

では上記アルバムから、リー・リトナー(g)との共演で「Panther」を。



昨夜、録っておいた「東京JAZZ 2010」を鑑賞。
香津美さんと“TOCHIKA ALL STARS”での共演でマーカス登場。

久々にマーカスのプレイに酔いしれましたです^^
うーん、生で観たかった!

↑このページのトップヘ